「血圧が高い」「つい食べ過ぎたり、お酒を飲み過ぎてしまう」そんな方は、中性脂肪の数値が気になるのではないでしょうか。中性脂肪が高いまま放っておくと、知らないうちに体がむしばまれてしまうことに?!
見えないリスクを避けるために、毎日の生活でできる対策をご紹介します。「いつかそのうち」をやめて、さあ今日から中性脂肪を減らしましょう!
そもそも、中性脂肪って何?
中性脂肪は悪者にされがちですが、体内にエネルギーを貯蔵する大切な役割を果たす、体にとって「なくてはならない」必要な成分です。ただ、エネルギーとして使われなかった中性脂肪は、血中や肝臓などに蓄えられてしまいます。
数値は血液検査で調べることができ、基準値は30~149mg/dLとされています。中性脂肪値が高い方は、放っておかずにしっかり対策しましょう。
今日からできる、中性脂肪を下げる生活習慣
■食べ過ぎないよう心がけ、夜間のカロリー摂取を抑えましょう。
慢性的な食べ過ぎは、中性脂肪が増える原因になるため注意が必要です。食べ過ぎないコツは咀嚼回数を増やすこと。時間をかけ味わって食べることで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐことができます。噛みごたえのある食材を増やしたり、食材を大きめに切ることで、自然と咀嚼回数が増えるので効果的です。
また、夜間はエネルギーの消費量が少なくなり、食べたものが中性脂肪になりやすいため、夕食のカロリーは控えめにしましょう。
お手軽アドバイス!【食欲を抑えられるツボ】
耳にある「飢点(きてん)」というツボを刺激することで、食欲を抑えられると言われています。「イタ気持いい程度の力で5秒押して離す」を5〜10回繰り返し、食べ過ぎを回避!
■アルコールの飲み過ぎに注意しましょう。
アルコールそのものにカロリーがあるため、飲み過ぎは中性脂肪を増やす原因になります。1日当たりの適量は、ビールなら大瓶1本、日本酒なら1合、ワインならグラス2杯程度まで。飲み過ぎないコツは、その日に飲む量を決めること。なかなかセーブできないという方は、アルコールを買いだめせず、その日に飲むものだけを都度買いすれば酒量を抑えられます。また、健康のためにも週に2日は休肝日をつくって減酒しましょう。
■適度な運動を心がけましょう。
中性脂肪を減らすには、適度な運動を続けることが大切です。アクアサイズ(水中運動)やエアロバイク、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が効果的。ご自宅で手軽にできるラジオ体操やスクワットもおすすめです。また、心がけ次第でいつもの習慣が運動に!エスカレーターやエレベーターを使わず階段を使ったり、自転車をやめて歩いて行くことで、自然に体を動かすことができます。できるものから、ぜひ始めましょう。
お手軽アドバイス!【ご自宅で手軽!有酸素運動 踏み台昇降】
踏み台昇降もご自宅で簡単にできる有酸素運動のひとつです。一戸建てなら階段を使って、階段がなければ雑誌を束ねて、自作の踏み台を作って実践しましょう!
- 手を振りながら、片方の足を踏み台に上げる
- もう片方の足を踏み台に上げ、両足で真っ直ぐに立つ
- 最初に上げた足から下ろし、もう片方の足も下ろす
※60秒×3セット繰り返しましょう。
■青魚などに豊富に含まれるDHA・EPAを摂りましょう。
サンマやサバ、イワシなどの青魚に多く含まれるDHAやEPAは、中性脂肪を下げる作用があるため積極的に食べましょう。青魚以外では豚肉でも摂ることができますが、摂取できる量は限られています。青魚を毎日食べるのは大変だという方には、手軽に摂取できるサプリメントがおすすめです。
DHA・EPAのスゴイ働きとは!?
DHAやEPAは、人間の体内ではほとんど作ることができない必須脂肪酸で、健康のためにとても重要な成分です。DHA・EPAは、中性脂肪を低下させる働きがあり、臨床試験でもその効果が実証されています。さらに、認知機能をサポートする働きもあります。臨床試験では、覚えたり思い出したりする「記憶力」や次の行動にうつす「判断力」がアップしたという結果が報告され、期待と注目を集めています。
大切なのは、しっかり毎日続けること。できることから始めて、スッキリした毎日を送りましょう!
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ぜひお読みください!
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