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ミカレア通信
爪のでこぼこ、縦線の原因は？爪に現れるSOSサイン

2024.01.26

爪のでこぼこ、縦線の原因は？爪に現れるSOSサイン

爪がボコボコしていたり縦線が入ったりしていませんか？爪は栄養不足や体調不良のサインが出やすいことから「健康のバロメーター」とも呼ばれ、ご自身の健康状態をチェックするのにも役立つと言われています。爪の不調はそのまま放置しておくと割れるなどの爪のトラブルに。この機会にご自分の爪の健康状態をチェックしてみましょう。

あなたの爪は大丈夫？爪で健康チェック！

健康な爪はピンクでツヤツヤ

硬くて表面がツヤツヤとしていてなめらか。また薄く透き通ったピンク色の爪なら健康的な爪です。

縦線が入った爪は注意が必要！

爪のお悩みでいちばん多いのがこの縦線です。爪を触るとでこぼこしていることもあります。これは「爪甲縦条（そうこうじゅうじょう）」と呼ばれ、病気の可能性は低いのですが、この状態を放置しておくと、爪がもろくなり悪化して割れてしまうこともあります。

縦線ができる原因

主な原因は加齢による爪の老化です。爪の主成分であるタンパク質「ケラチン」の減少や血流の低下、消化機能の低下、女性ホルモンの低下などが影響します。
また、頻繁な手洗いやアルコール消毒による乾燥、ストレス・睡眠不足や栄養不足などで現れることもあります。

他にも起こる爪のトラブル

・割れる、欠ける
爪の乾燥や加齢によって、爪自体がもろく割れやすくなります。

・二枚爪
爪先の表層がめくれた状態になることです。爪の乾燥や加齢が主な原因と言われています。　

・横線が入っている
栄養不足や血流不足で一時的に爪がうまく成長できなかったなどの原因が考えられます。

・表面がでこぼこになる
点のようなでこぼこが現れる場合、主に加齢が原因ですが、病気の可能性もあるので、気になる場合は病院で診察を受けましょう。

健康的な美爪を手に入れる方法

1.爪に必要な栄養素を補いましょう

ケラチンを形成するには、動物性・植物性のタンパク質をはじめ、さまざまな栄養素が必要です。中でも「亜鉛」「鉄」「ケイ素」などのミネラル類とビタミン類も重要です。サプリメントなどを活用して、積極的に補いましょう。

2.ストレスや睡眠不足も要注意

ストレスが溜まったり、睡眠不足が続いたりすると、体の血流が悪くなり、爪の栄養状態も悪化します。適度な運動を心がけ、ストレスを解消しながら、質の良い睡眠をとりましょう。

3.こまめな保湿で乾燥対策

家事をしていたら、いちいち保湿なんてしていられない、という方も多いと思いますが、乾燥を放置すると、爪がもろくなって割れてしまうこともあります。
ポケットにハンドクリームを入れておいて、気がついた時にこまめに塗るようにしましょう。ネイルオイルとのダブル使いなら、より高い保湿効果も期待できます。

4.爪マッサージを取り入れましょう

爪マッサージを行うことで血行が促進され、爪の根本まで栄養がいきわたり、健やかな爪が育ちます。

【爪マッサージ方法】

爪マッサージ1.jpg

① 爪までいきわたるよう、たっぷりのハンドクリームを使います。

爪マッサージ2.jpg

② 手の甲で擦り合わせるように、手全体と爪の先までなじませます。

爪マッサージ3.jpg ③ 手の甲から指先まで血流を流すような感じで、優しく包んで引っ張るようにマッサージします。

爪マッサージ4.jpg

④ 4本の指をもう一方の4本の指で挟むようにして、指先まで血流を流すようなイメージで根本から引き上げます。

爪マッサージ5.jpg ⑤ 親指と人差し指で指の付け根を押すようにして、マッサージします。

爪マッサージ6.jpg

⑥ 親指と人差し指で爪の生え際をつまんで、押すように揉みます。痛気持ちいいくらいの力で10秒間。押し続けてもOKです。⑤と⑥をすべての指に行いましょう。

爪の切り方も大切！

【正しい爪の切り方】

爪の形は左右対象のスクエアオフ（角を少し丸めた形）が、爪にとって負担が少なく理想的な形です。
また、指先を真横から見た時に、爪と指の長さが同じになるように切るのが理想的です。ただし、爪の白い部分は、少し残して切りましょう。

a：爪の中央部分（a）を少しずつ切っていきます。一度に広範囲を切り落とすと、爪に負担がかかってしまうので、少しずつ切るようにしましょう。
b→c：（a）の端から丸みを持たせるように、（b）→（c）へと切っていきます。切る順番は、（b）→もう一方の（b）、（c）→もう一方の（c）です。
爪を切ったあとは、ハンドクリームなどによる保湿ケアを忘れずに。