2022.12.23
健康・美容

冬こそ要注意! “かくれ脱水”を防ぐ3つの対策

脱水症状は、夏場だけ気をつけていればいいと思っていませんか?

いいえ、実は冬こそ要注意! “かくれ脱水”は、さまざまな不調を招くため、ならないために、しっかり対策することが大切です。今回は、冬に“かくれ脱水”になる原因と対策をご紹介します。

こんな不調は脱水症状のサイン

□ 皮膚がカサつく

□ 口の中が粘つく

□ 食べ物が飲み込みにくい

□ 体がダルい

□ ぼんやりする

□ めまいがする

このような不調を感じたら“かくれ脱水”かもしれません。放っておくとさらに脱水症状が進み、頭痛や吐き気をはじめ、呼吸の乱れ、筋肉のけいれんなどを引き起こします。また、水分が失われることで血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞の危険性が高まると言われているため注意が必要です。

 

冬の“かくれ脱水”は、なぜなるの? 

【原因1】 冬の大気の乾燥

冬は気温の低下とともに湿度が下がり空気が乾燥します。湿度は9月以降に下がり始め、122月は年間を通して一番低く、夏場に比べて20%も下がってしまうことも。さらに、暖房を使用することで、室内の空気はさらに乾燥してしまい、皮膚や呼気から体内の水分が失われやすくなってしまいます。

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【原因2】 汗をかきにくく、水分補給を怠りがち

冬は暑さで汗をかくことが少なく、喉の渇きを感じにくいので、水分補給を怠りがち。加えて近年は、マスクの着用でさらに喉の渇きを感じにくくなるため要注意。また成人は、1日におよそ2,500mlもの水分を排出しており、排尿や排便、発汗だけでなく、呼気や皮膚からも水分が蒸発しています。この無意識の水分蒸発を「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」と言い、呼気から約300ml、皮膚から約600mlもの水分が失われていると言われています。

それらの要因から“かくれ脱水”になりやすいため、熱中症の危険性が高い夏場だけでなく、冬場でも水分補給を心がけることが大切なのです。

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 “かくれ脱水”を防ぐ3つの対策

【対策1】 タイミングを決めて、こまめに水分補給

“かくれ脱水”を防ぐ基本的な対策は、こまめな水分補給です。先述の通り、成人は1日およそ2,500mlの水分が排出されます。食事で得られる水分は1日約1,300mlと言われており、その差は約1,200ml。コップ1杯が約200mlとすると、1日に6杯ほどの水分補給が必要となります。起床時、食事時、入浴後、就寝前など、摂るタイミングを決めて水分補給を習慣化しましょう。最近では、飲む時間と量を示すメモリが入った水筒が市販されています。飲み忘れが気になる方は、活用してみてはいかがでしょうか。

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【対策2】 加湿器などで、室内の湿度を保つ

寒い冬は暖房を使用するため、室内の湿度はグッと下がってしまいます。そのため、暖房使用時には加湿器などを使って乾燥を防ぎ、理想の湿度4060%を保ちましょう。

対策として、濡れタオルを吊るしたり、お湯を入れた器や観葉植物をお部屋に置くのもおすすめ。また、肌に保湿クリームを塗ることで、皮膚から水分が蒸発する不感蒸泄を抑えることができ効果的です。

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【対策3】 厚着のしすぎに注意

冬は寒さ対策として、保温性の高い素材の下着や衣類を身につける機会が増えますよね。実はこれも要注意!熱がこもり過ぎて体が熱くなると、汗をかいて水分が奪われてしまいます。厚着のしすぎは避け、寒さを感じる時はひざ掛けなどを活用して調節しましょう。

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冬の元気は“かくれ脱水”対策から!ぜひ今日から実践しましょう。

 

こちらの「ミカレア通信」もぜひ参考に!

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「新常識!“内側から”のケアで、乾燥に負けない潤い肌」

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