□何となく憂うつ、気が重い
□だるい
□頭が痛い
□やる気が出ない
梅雨時季に上記のような不調を感じる方も多いのではないでしょうか?
実は、梅雨時季に不調を感じる女性は7割にものぼることが明らかになりました。
気持ちまでどんよりしがちな梅雨をスッキリ元気に過ごすために“梅雨だる”の原因とその解消法をご紹介します。
睡眠の質の低下が“梅雨だる”の原因、なぜ?
梅雨は、気温や気圧の急激な変化、高い湿度、日照不足などの「外的環境によるストレス」を感じやすい時期です。
また、4月に新年度を迎え2、3か月が過ぎたこの時期は、生活環境の変化に伴う「内的要因のストレス」がだいぶ溜まっている人も多いでしょう。
このように「外的環境や内的なストレス」を受け続けると、自律神経のバランスがくずれ、睡眠の質が低下し睡眠に障害が起こります。
睡眠の質が悪いと神経細胞が修復されず、疲れが取れずに蓄積し、心と体の両方が疲労した状態に陥るようになります。
乱れた自律神経を整え、疲労をためない3つのポイント
生体リズムを整えよう
自律神経の乱れを治す方法は「生体リズム(体内時計)を整える」ことです。生体リズムを整える三大要素は「睡眠」「運動」「食事」です。
特に、睡眠の質が低下しがちな梅雨時季は“良質な睡眠”をとることを意識してみてください。
では、具体的にどのようにすれば“良質な睡眠”がとれるのでしょうか。
以下を参考にご自身に合ったリラックス方法を探してみてください。
<良質な睡眠をとるためのリラックス方法>
・半身浴
就寝前に半身浴でゆっくり体を温めましょう。
・好きなものでリラックス
アロマや音楽などご自身の好きなもので体をリラックスさせましょう。
その他にも自律神経を整え、良質な睡眠へ導く方法は、こちらにも掲載していますので是非ご覧ください。
◆健康のために正しく知りたい「自律神経」のこと
〜当記事は倉恒先生の研究成果を参考・引用しました〜
倉恒弘彦先生プロフィール
医学博士 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 招へい教授
大阪大学大学院医学系研究科卒業。専門は疲労科学。これまで、厚生労働省・日本医療研究開発機構のいくつかの代表研究者を歴任し、現在は大阪公立大学医学部付属病院において疲労クリニカルセンターの診療を統括するなど疲労研究・診療の第一人者。国立研究開発法人理化学研究所客員主幹研究員。日本疲労学会理事。
ぜひお読みください!
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