夏は油断禁物！紫外線＆乾燥対策でお肌を健やかに

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夏の強まる紫外線や乾燥は、肌荒れなどのトラブルの原因に。

強い紫外線が直接肌にあたることによって、肌のバリア機能を低下させ、乾燥や肌荒れの原因になります。
また、エアコンは室内を乾燥させるとともに、お肌の水分を奪って肌も乾燥させてしまうので要注意です。
最近ではマスクを長時間つけることで蒸れやすくマスク内で菌が活性化しやすい状態になるため、帰宅後はしっかり洗顔することが大切です。
日頃のスキンケアはもちろん、生活習慣からも「紫外線」＆「乾燥」対策を実践し、健やかなお肌を維持しましょう。

紫外線対策

効果的な日焼け止めの塗り方

顔全体はもちろん、眉間や小鼻の脇をはじめ、髪の生え際、耳、襟足など、細かいところにもしっかり塗りましょう。
忘れがちな首の後ろやデコルテも日焼けしやすいので入念に！日焼け止めは、効果が高い物を一度塗れば安心というわけではありません。
日中の汗や皮脂によって流れ落ちてしまうので、2～3時間おきに塗り直すことが理想です。
日焼け止め効果のある下地やファンデーションなども上手に活用してください。また、日々の食事やサプリでも、日焼け予防や回復を助けるリコピンやビタミンA・C・Eなどを摂って、内からも対策しましょう。

日傘や帽子、サングラスを上手に使う

日差しが強い日は、UV（紫外線）カット率の高さだけでなく、傘内部の温度が上がりにくい遮光加工が施された日傘がおすすめです。
顔に日差しが当たらないようにさしましょう。
帽子は、頭周辺をぐるりと覆う7cm以上のつばが付いているものが良いと言われています。
また、紫外線は目にも悪影響を与えるため、サングラスをかけることをおすすめします。
ただ真っ黒なサングラスは目の瞳孔が開いてしまうため、レンズ部分が小さいと入り込む光によって目を傷めることがあるので注意が必要です。淡い色のUVカットレンズで目をしっかりと覆えるものを選びましょう。

うっかり日焼けは「冷タオル」でケア

日焼けは一種のやけどです。火照った肌は、まず冷タオルで冷やして鎮めましょう。
夏場は、冷蔵庫に冷やしたタオルを常備しておくと、帰宅時やお風呂上りの火照りを鎮めるのに使えて便利です。
アロマオイルを混ぜた水で絞った冷タオルなら、香りにも癒され、気持ちもリラックスできるのでおすすめです。

乾燥対策

化粧水で水分をしっかり補給し、クリームなどの油分でフタをする

化粧水や美容液をしっかり浸透させるために、まずは洗顔で汗や汚れをきちんと洗い流しましょう。
次に、ご自身の肌に合った化粧水や美容液をコットンや手で、丁寧になじませ全体に浸透させます。
敏感肌の方は、摩擦による刺激をさけるため手でやさしくなじませるのがよいでしょう。
最後に、肌から水分が逃げないよう、乳液やクリームなどでフタをします。
また、就寝中にもお肌は乾燥してしまいます。寝る前に、コップ一杯の水を飲んで体の内からも水分を補うようにしましょう。

毎日5分でも湯船につかる

夏はシャワーですませてしまう方も多いのではないでしょうか。
ですが、乾燥対策には湯船につかることも大切です。たった5分でも湯船につかることで血行が促進。
肌のすみずみにまでうるおいが届きやすくなり、乾燥しにくくなります。夏もなるべく湯船につかるようにしましょう。

うるおいを保つ成分を摂取して内からケア

肌のうるおいは、主に角層の周辺にある「皮脂」「ＮＭＦ（天然保湿因子）」「セラミド」の3つの要素で保たれています。
特にセラミドは、水分をつなぎ止め、蒸発を防ぐ働きなどがある重要な成分です。
ただ残念なことに、セラミドは加齢やストレスなどで減少し、50代では20代の約半分に…。
そのため、食事などから摂取することが大切です。セラミドは、米（米ぬか）をはじめ、小麦（小麦胚芽）や大豆、こんにゃく芋、牛乳などの食材にも含まれていますが、毎日の食事で十分に摂ることは難しいと思います。
そんな時は、手軽なサプリメントで補うことが有効です。
みずみずしいお肌を維持するためにも、セラミドを積極的に摂りましょう。

紫外線や乾燥によるお肌へのダメージの蓄積は、今だけでなく将来の肌トラブルの原因にもなってしまいます。
いつまでも若々しい潤い肌を保つために、夏は特に入念に対策してください。