生活様式の変化から、心も身体も重い…。
そのような心身の疲労がたまると、自律神経のバランスが崩れ倦怠感が続き、ひいては免疫力の低下などを招くと言われています。
腸は第二の脳ともいわれ、自律神経と深く関わり、腸からのシグナルが脳に届いて健康に影響を及ぼします。脳と腸は、密接に関係しているのです。例えば、脳がストレスを受けると腸の状態が悪くなることがあります。緊張したらお腹が痛くなることも、その一つ。
また、反対に腸の不調から、脳へ悪いシグナルが届くこともあります。その結果、様々な全身の不調に結びついてしまうことも…。
そこで!いま注目されるのが「腸ツボ健康法」。腸と脳の関係に注目し、腸を刺激し、全身の元気に繋げる健康法です!
1.ココロとカラダを元気にする腸ツボ
2.毎日わずか5分のお手軽健康法「腸ツボマッサージ」
2-1.まずはやさしく「腸もみ」
2-2.おへそ上下のツボを押す・回す
2-3.親指でおへそ横のツボを刺激
ココロとカラダを元気にする腸ツボ
東洋医学にはツボと呼ばれる体の部位を刺激する治療法がありますが、実は腸の中にも刺激を感じるセンサーのような働きをする細胞(腸ツボと呼びます)があるといわれています。腸ツボを刺激する方法には、食品などで身体の内側から働きかける方法と、身体の外側からマッサージなどで刺激する方法があります。
今回は、誰でも簡単にできる、外側からの「腸ツボマッサージ」。自律神経を整えて、身体を元気に整えていきましょう!
毎日わずか5分のお手軽健康法「腸ツボマッサージ」
1. まずはやさしく「腸もみ」
〜お腹を柔らかくして腸ツボを刺激しやすい状態に〜
手のひらを重ね合わせおへそを覆い隠すように当てる。自然に呼吸をしながら、手首を使ってお腹に心地のよい圧をかけ、時計回りに1周5〜6秒かけてもみましょう。(10回繰り返す)
2. おへそ上下のツボを押す・回す
〜腸の存在を意識しながら刺激を与える〜
人差し指、中指、薬指の3本の指先を重ねた両手を当て、下図の[おへそより指1本分上:①]、[おへそより指1本分ずつ下の4箇所:②③④⑤]の計5箇所をマッサージ。1箇所につき5〜6秒ずつ、指の腹で押し刺激します。次に、同じ箇所を小さな円を描きながら5〜6秒かけて刺激します。
3. 親指でおへそ横のツボを刺激
〜気持ち良い強さでツボを押し・回す〜
親指以外の指先は身体の後ろに向け、親指はおへそより指3本分左右外側にあるツボに当てる。息を吐きながら5〜6秒かけて親指の腹で気持ち良い強さで押します。次に同じツボを小さな円を描きながら5〜6秒かけて押して刺激します。(それぞれを3回繰り返し)
腸ツボのマッサージには、リラックス効果もあります。
心身の癒しのためにも、ぜひ試してみてくださいね。
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